ウィーン国立音大声楽科入試


DSCN4566.jpg本文と関係なく、ウィーン劇場 パパゲーノ門 右端はホテル・ベートーヴェン


ウィーン国立音大の声楽科の入試(三次試験)を見学に行った。

一次試験は、なぜか理論だそうで

そうなると歌いもせずに声楽科を落とされちゃう人も出るわけだなぁ。

この度は、元々何人受験したのかは分からないが

60人が一次の理論に合格して二次試験で歌い

そこから16人が三次試験に進んだ(合格者の人数は決められていない)

三次試験で審査に当たった教授は17人だった。


日本の音大入試と違うのは、その17人に加え
私のような一般の聴衆もいること、それから、音大の学生会長も同席していた。

因みに、この学生会長は、後で話したら日本人で、しかも、昔、娘が公文に通っていた頃
一緒だった男の子が大きくなっていたのだった。(とってもいい声で将来楽しみな方だ)

係りの方が扉を開けて
次は何番のOOさん と告げて

受験者が、そのスタジオのような部屋の後ろから
左右に教授連が座っている真ん中の通路を歩いて
正面の舞台に上がる。

声楽学部長が、
グーテン・モルゲン OOさん
最初は何を歌いますか?

と聞いて

グーテン・モルゲン

もしくは

グリュース・ゴット


と返して

例えば、
私は、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」から
「バッティ・バッティ」を歌います。

と言ってから歌う。

歌い終わると
学部長が、ダンケ・シェーン!
他には、ブラームスのXXとかイタリア歌曲のYYがあるけれど、、、

と受験者が予め提出してある曲名を読み上げると

他の教授から
ブラームスを!とか声が上がる
(ドイツ語のものは必ず一曲は歌わされていた)

で、二曲目も歌い終わって
どうしますか?

という感じで学部長が問うと

もう結構です、という場合や

スケールを歌って! という時があって

Cから音階をで9度まで歌って降りてきて

と言われる。

ドレミファソラシドレドシラソファミレド を アで歌うのだ。

それを半音づつ上げていって適当な高さで「はい、結構です」

と、こんな感じに4人づつ休憩を入れながら次々に試験は進んでいった。

16人全員が歌い終わると、すでに休憩毎に採点表は集計されていたので

約30分後には合格発表があり、半数の8名が通過し4次試験(簡単な演技)へ進んだ。


だけど、日本から来たばかりの受験生が、舞台の上からドイツ語

「おはようございます!」とか挨拶して

「私は〜を歌います」とスラスラと言い

場合によっては、「あなたは、どのくらい歌を習っていますか?」とか

質問されたり、、、なかなか大変そうな気がする。

今回は、日本人の受験生は一人もいなかった。

冬学期の前の入試(6月?)には、多く受験するらしい。


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