小さな油絵シリーズ 「地中海の塩」

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2013年10月 題名「地中海の塩」 15cmx10cm

何年か前に、この素敵なガラス瓶と布袋に入った塩を知人から頂いた。
クロアチアだかスロベニアだか、ともかくアドリア海沿岸の塩田で
昔ながらの製法で作られた、ハプスブルク家ゆかりの塩だそうだ。

当然の事だが料理に塩はつきもので、私が毎日使っている塩は、
最寄りのスーパーで売っている、やはり海の塩であるが、
産地はまちまちで、フランスだったりチュニジアだったりで、
これとは別の、味も素っ気もないもっと大きな器に入っている。

口に入る物に関しては、だれしも保守的になるもので、
勿論安全な物と分かっていても、頂き物をなかなか使う気にはなれなくて、
半年ぐらいは台所にほったらかしになっていたと思う。

ある時、たまたまいつもの塩が切れて、
この小さな器の塩だけしか台所にない事があった、と記憶している。
何を作っている時だったか、忘れてしまったが、(ミネストローネだったっけ・・・)
この塩を使った出来上がりが、心なしかいつもより美味しく思えたのだ。

以来この塩はあっという間に使い切ってしまい、
使い切った後は、また最寄りのスーパーで売っている塩に戻したけど、
そんなに違いは感じなかった。
毎日のお惣菜の味付けには、繊細すぎて高級すぎた物だったのだろうか。

頂いた時からこの素敵なガラス瓶は、小さな油絵に描いてやろうと思っていて、
先週ようやくこの絵を描く時には、長らく空っぽだったこのガラス瓶にご覧のように塩を入れてみた。
産地はチュニジアだそうで、まごう方無き地中海の塩である。 

Kenwan


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