ルクレティア (楽器博物館)

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楽器博物館の続きで

上のリュートだが
女性の裸像が付いている。

よく見ると
胸をナイフで刺している
ではないか。

キャプションには、
ルクレティアの名前があった。

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この女性は、紀元前6世紀ローマ
王制から共和制へと移行させる契機になった
貞淑な烈女だ。

戦の陣中で
自分たちの妻は、貞淑であろうか
という話になり

陣営を抜け出して
実際に妻達の様子を見に行くと

(そういう暇があったのね)

王家の妻達が宴会に興じていたのに対し
ルクレティアだけは夫の留守を守り、貞節であった。

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この時にルクレティアの姿を見た
王子が、横恋慕して数日後に
今度は一人で出かけて行って
彼女に迫るのだが

そこは、貞淑なルクレティアだから
剣で脅されても屈しない。

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が、殺害後に裸の奴隷の死体とともに置き
姦通の最中に殺されたようにする

と脅され(なんて卑劣なんだ、この王子!)

ルクレティアは、その恥辱に屈することは出来なかった。

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で、ここからが烈女

王子が去ると

ローマにいる父と陣営の夫を呼び
それぞれ伴ってきた者も含め
4人の男達の前ですべてを告白し

男達に復讐を誓わせ
自らは短剣で命を絶ったのだ(壮絶!

この事件が切っ掛けとなり、復讐を誓った男達が
民衆に呼びかけ、ローマから王家が追放される。

その後、成立した共和制ローマの最初の執政官は
ルクレティアの夫コッラティウスと、彼と一緒に
ルクレティアの元へ駆けつけ復讐を誓ったブルトゥスが
就任している。

でも、このお話、本当かどうかは少々疑わしいらしい。
何せ、2500年以上前のことなので、、、


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