最新作のご紹介「午後の光」

DSCN4473.jpgF6号 題名「午後の光」
これが昨日ご紹介した四年前の作品と同じ構図で描きあげた最新作だ。いかがであろうか?
何故昨日の図版の作品と同じ構図で描かねばならなかったか、説明しよう。

事の起こりは昨年末の大阪での個展であった。
昨日の作品が個展の案内状の図版になっていて、お蔭で初日に売れた。
しかし、実は会期が始まる前に案内状の図版を見て、この絵が欲しいと思った方がもう一人いて、すでに売れたと聞いて非常に残念に思われたそうだ。
それならば、と言う事でこの方から同じ構図の絵の注文を受けた訳である。

個展の会期中に、そのお客様ともお会いして、同じ構図同じモチーフで描いても全く同じ作品にはなりませんが、それでもよろしいですか?と念を押して了承して下さった。

今二つの図版を並べてみると、構図が同じなのは確かにそうだけど、やはりかなり違う。
どなたもご覧になれば分かると思うが、何よりも薔薇の花が違う。
旧作は、薔薇のたおやかな色と様子が全体の雰囲気を創りあげている。
今回描き始めるにあたり、どのお店を探しても、この薔薇と同じ薔薇がなかったので、なるべく色味の近い薔薇を探し出してそれでもって描き始めた。
そして出来上がったこの新作も決して悪くないと思う、でも注文して下さったお客様はあの嫋やかな薔薇に惹かれたのではないか、と思うのだ。

そして、この新作が出来上がる少し前、いつもの露店の花屋さんに旧作のと同じような薔薇が出てきたのを私は見つけてしまった。
これはもう一枚、同じ構図で描いてみようかな〜と思っている。


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