今日の一曲 「野ばら」



シューベルト作曲 ゲーテ詩「野ばら」

ソプラノ : イルムガード•ゼーフリード

(ゼーフリートは、1943年からウィーン歌劇場で活躍し、
シュワルツコップ、ギューデンと「ウィーンの三名花」と謳われた)


どなたもどこかで聞いたことのある歌ではないだろうか。

この歌の大体の意味は、

少年が、野に咲く
美しく初々しい小さな野ばらを見つけ
そこへ喜び勇んで近寄って眺めいる。

少年が「君を折るよ」と言うと
野ばらは「あなたがずっと永遠に私を忘れないように
刺しましょう。

乱暴な少年は野ばらを折り
野ばらは、抵抗して刺したけれど
その痛みや嘆きの甲斐もなく
ただ折られるままになるしかなかった。

と、こんな具合のお話だ。

で、の部分だが、
いくつかサイトを見たのだけど
訳されていないこともあるが

und ich will's nicht leiden.

という野ばらの言葉が入っているのだ。

直訳すると

私は、(それを)苦しみません

となるが、最初

「刺したことを後悔しないわ」

と言っているのかな?

と思ったけれど

これは、多分

「私はそれを被りたくない / 我慢したくない」

   ⬇︎ (もっと意訳すれば)

「だって折られたくないから」(刺しましょう)

と言っているのだと思う。


この詩は、若きゲーテが牧師の娘フリーデリケ•ブリオンと恋に落ち
結婚を望むフリーデリケを捨てた経緯が下敷きになっているらしい。


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