私の映画遍歴 その1「モスラ対ゴジラ」

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この記事の題名と全く関係なくてごめんなさい! 記事を読んでもらえれば分かります。

前から映画について語りたいと思っていた。
そこで、私(kenwan)の映画遍歴という事で、文章を書いてみようと思う。

私の母もやはり映画が好きだったようで、若かった母は、小さい私を連れてよく映画を見に行っていたようだ。
とは言っても幼稚園児か小学生低学年だった私にもわかるような子供向けのものではなく、母の好きな大人向けの外国映画ばかりだった。
だから複雑な筋立てなどわかるわけもなく、どんな映画に連れて行ってくれたかも全く覚えていない。
かろうじて覚えているのは、チャールトン・ヘストン主演の「ベンハー」ぐらいで、それだって、あの有名な馬車競技の場面の記憶しかない。
それも決して良い思い出ではなく、ベンハーの敵役のローマ軍団の指揮官が馬車から転げ落ち、走る馬に引きずられ、試合後、顔まで傷だらけになって横たわっているその姿があまりに恐ろしく、前の二つの座席の背もたれの間の隙間から、こわごわ目だけ出して見ていた、というのが、その時の記憶の全てである。
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私が初めて自分の意思で見に行った映画というのは、1964年の東宝映画「モスラ対ゴジラ」だった。
きっと私がねだったのだろう、母に連れられ見に行った私は、すっかりこの映画が気に入ってしまい、おこずかいを貰うと、一人で何度も見に行った記憶がある。
というのも、当時の映画館は座席の入れ替えがなく、一度館内に入ると営業が終了するまで、ずっと同じ席に座っていられたのだ。
しかし当時の映画興行は二本立てというのが普通で、この時も併映のもう一本の映画も我慢して何度も見ていたわけだが、どんな映画だったか、全く私の記憶にはない。
こうして私はこの映画を7回ぐらいは見たように記憶している。

どうしてこんなに私はこの映画に引かれたのか・・・
それはおそらく、小さな子供で弱い立場だった私は、何よりも豪勢にお城や建物を破壊していくゴジラに自分自身を仮託し、カタルシスを感じていたのだろう。
あの伊福部昭作曲の重厚な主題歌を脳内で響かせ、または鼻歌で歌いながら、ゴジラのポーズでのっしのっしと歩み、空の紙箱を足で踏んづけて壊す、というのが私の一人遊びの定番になった。

これ以後、小学生だった私は、この当時の多くの子供達同様、怪獣映画にズッポリはまってしまうのである。

つづく




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