私の映画遍歴 その3 「2001年宇宙の旅」

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あれは1968年、私が小学校6年生の夏休み前、臨海学校から帰って来たその日に、母からプレゼントされたのがこの映画の前売り券だった。
これから長い夏休みが始まるという嬉しさとない交ぜになって、SF小説大好き小学生だった私には、この前売り券ほど嬉しい母の贈り物はなかった、と今だに思い出す。
そして夏休みのさなか、母と共に心を躍らせて見たこの映画は、しかし、当時12歳だった私には、その意図するところは少々難しかったようだ。
と言うのも、脚本の共同執筆者であるSF作家アーサー・C・クラークが「もし、この映画が一度で観客に理解されたら、我々の意図は失敗したことになる」と語っているのだからしようがない。
難しかったのは私だけではなかったようで、映画館で上映された時には、ラストシーンにかぶせて日本語の解説がアナウンスされていたのを懐かしく思い出した。
のちに私は、アーサー・C・クラークの同名の小説を読んで、この映画のストーリーをようやく理解することができた。
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とは言え、その映像は掛け値なしに驚嘆に値するものだった。
それまで東宝怪獣映画の、明らかにミニチュア模型と分かってしまう特撮技術しか知らなかった私には、まるで現実に存在するかのような巨大な宇宙船の姿が不思議でしようがなかった。

今でもDVDでこの映画を何度か見ているのだけど、タイトルになった年をすでに14年も過ぎているのに、今だに斬新な映像美を感じる。
今ではそのことが不思議でしようがない。








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