バジリスク伝説

DSCN8689.jpgウィーン1区シューンラテルン通り(Schönlaterngasse 美しいカンテラ通り)

この小路も好きで
今までにも何度も写真を載せているのだが

今日は、ここに伝わる伝説を一つ
ご紹介したい。
170px-WienBasilisk.jpg
シェーンラテルン通り7番にあるバジリスクのレリーフ

時は、1212年

シェーンラテルン通り7番のパン屋で働く女の子が、

井戸へ水を汲みに行ったところ下の方で何かが

光を反射しながらうごめいていて、大変な悪臭を放っていた。

さて、どうしよう、となったところ、

勇気あるパン屋の若者が、紐をつけて井戸の中へ降りていくことになった。

ところが、彼は、降りていくとすぐに叫び声をあげたので、急いで引っ張り上げると、何やら

ニワトリのようでいて、ウロコに覆われ、トゲトゲした尻尾のっぺりした足を持つ

異様な生き物が、燃えるような目を光らせていた」と話す。

町の賢者に話を聞いてみると「それは、鶏の卵をカエルが孵したバジリスクだ」という。

吐く息は、毒があるが、を持って降りれば撃退できるらしい。

ということで、鏡を見せ、その後、土やら石やら井戸の中へ投げ込んである、ということだが、

いやいや、ウィーンの人たちのことだ、

どうせ、危険を冒して鏡を見せたりせず、臭いものにはフタをしただけだろう、

という話もある。

だから、もしかすると、まだどこかで生きているかもしれない。

<WienerSage ウィーンの言い伝え>


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