ウィーンの大学事情

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はじめまして、Kenwan娘です。(旧ウィーンの静物画家には登場しましたが、こちらには初めてです)

今日は私がブログを書く事になったので(母が暑気アタリというか、暑気サボリ)、ちょっとウィーンの大学のお話をしようかなと思います。
しかし需要あるんだろうか……。
450px-Uni_Wien_Feststiege,_Vienna

とりあえず、時間を少し巻き戻して、マトゥーラ(高校卒業試験)前にタイムスリップします。

この頃には、もう進路を決めている人たちもいますが、試験の慌ただしさの中、今はちょっとまだ考えられない!という人も沢山います。

しかーし、

この頃(5月〜6月)から考え始めるのでは遅い場合があります。
最近刻一刻と日本化の道を辿っている(?)ウィーンには、なんとなんと受験というものが出来たのです!
これは、どんどん増える大学生(お隣の国ドイツからもどんどこやってきます)が何教科かの科目に集中して押し寄せるのを防ぐ(?)ための処置で、特に有名なのは、建築、生物、心理学、の三つかな?

ホント、なぜだか分からないのですが、この三つの学部は受講希望者が桁違いに多いんです。
(法学部も多いけれど、あそこは勉強も超が付く位大変だから、受験で絞る必要ない……のかな?)

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因にこの前、数学科を見に行った時も何故かドイツから見学ツアーが来ていました。
彼ら曰く、ドイツでは8年生の終わりにそういう旅行をするのだとか。
あっちの大学を見て、こっちの大学に足を伸ばして、みたいな。
正直、私もやりたかった!

さて、この建築科、例えば応用芸術大学だと、2月頃に自分の芸術作品を提出して、試験に行って、としなくてはならない模様。
でも2月って、ちょっとそういう事していられない時期だと思うんですが……。(マトゥーラの準備でものすごく忙しい)

友人が建築家を目指して(小学生の頃から!)工科大学の建築科へ行くそうですが、そこも来年度から受験必須になるんだとか。
しかし、最後の最後まで、今年度も必要になるか、ならないかわからなかったそうで、情報があっちこっちをぶんぶんしていて、大変だったのだとか。

ウィーン大学の生物と心理学は、8月までに申し込んで9月頃に試験がある模様です。
確か今年から薬学部も入学試験があり、ここへは医学部に入れなかった人が
押し寄せそうだとか。。(医学部は数年前から入試があります)

もっとスゴかったのが、とある専門学校への進学を決めた友人。
5月下旬、マトゥーラの口頭試験直前に専門学校の受験があったそうです。
その前の準備期間、リサーチ期間(特に専門学校の情報はそう簡単には見つかりません)を考えると、どうにかして欲しいと思ってしまいます。

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それに比べて、ウィーン大学の教育学部は……
生物、心理学、メディア科、などなどの受験情報をまとめてあるサイトに、
Bei Lehramtsstudien werden keine Aufnahmeverfahren abgehalten!
「教育学部はこーゆーめんどくさい受験一切なし!」
わざわざ書いてあるほど人気がないようで……。
しっかし、他にも色々あるのに、教育学部だけ書くか?しかもオッタマゲーションマークまでつけて!どんだけ教師が足りないんだ!

あ、因に私のギムナジウムでの先生方がマトゥーラを終えた頃は、直々に手紙を貰ったのだとか。
曰く、「教職は絶対専攻しない方がいいよーん」
いやいや、スゴい掌の返しようで……もう。(当時は先生がいっぱいだったためです)

でも割と本気で、今はウィーンの大学事情(というか教育関係諸々)が色々と変わっていっている時期なので、もし万が一、オーストリアで大学に行きたい!という人がいらっしゃいましたら、事前に色んなところで情報を集めたほうが良いかもしれないです。
場所によって情報が違うので(これはウィーンでよく見られる現象)、あちこちで確認するようにして下さい。

ラテン語関連とかは、「古代ローマにPCはなかったもんっ」とばかりにそういう情報発信が苦手なので、サイトを見ても肝心なところが分からなかったり、ホント、どうにかならないかなー、とよく愚痴ってます。いや、もしウィーンでラテン語を専攻したいという人がいらっしゃった場合のことですけれど。

今日のところは、この辺で・・・

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