STEOPという、摩訶不思議なもの 他

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母に、あんたはPCに嫌われているんだよ、と言われてしまったkenwan娘です。
え、だって昨日のだって合計三回もシャットダウンしたんだからね、怒るのはこっちだと思うんですけどね。しかも二回目なんか、ちょうど書き終えて、安堵の溜息を吐いてた時だったんだから!

という事で安心安全のテキストエディットでぽちぽちタイプしております。

そしてですね、今日はSTEOPと変わりゆくウィーンの教員養成システムについて、詳しくお話ししようと思います。
これはどっちも割と新しい制度で(というか教員養成システムなんかまだ稼働していませんし)、未だに実態を把握している人は少ないんじゃないかと思うので……
私も正直かなり不安なんですけれど。


STEOPとは何か。
略称です。
StudienEingangs- und OrientierungsPhase の。

これもまた、お隣さんから沢山の人がやってきたり、基本的に大学へ行く人が増えたりした事によって、大学さんが、

「むむ、ちょっと待てよ。おいはもしかすると軽く見られているのかもしれない」

とか悩んだ挙げ句、(多分お金もあんまりなかった)

「みなさん、ホントにそれが専攻したいものなのか、また実力的にホントに専攻できるのか、もう一回考えて下さい」

という感じで、それまでは好きなだけ時間を費やしてもよかった大学生活というものの最初の第一学期にちょっとした制限を加えたのです。

曰く、第一学期の終わりに、決められた試験全てに合格しなければ、他の試験が受けられない。

しかもこれ、三回まで受けられるのですが、三回とも落ちると、その専科に進む資格が剥奪され、三期後(一年半後)からしか再受験(?)ができなくなります(この間、学生でなくなるため、日本で言うところの子供手当も支給されなくなる、通常学生なら27才まで支給 母情報)。

そして、その試験と言うのが大抵複数ありまして、(教職の数学+ラテン語だと、全部で4つ)全部合格しないとダメなんです。
しかも巷では、ものすごく難しいとの噂もありまして、割とびくびくしています。
(聴講させてもらった数学の講義は、確かにギムナジウムの授業では教わらない事ばっかりで、しかもそれが毎日だそうで)

こわいですね〜


うーん、STEOPの事はこんな感じです。それと、
只今、根本的に覆されようとしているウィーンの教育システムのお話もしようかな。

マトゥーラがセンター式になろうとしているお話は、母が、もうどこかでしたんじゃないかなと思うので省きます。
要は、今までだと、色んな学校の色んなレベルの試験が同じものとして取り扱われて来たけれど、これからは、マトゥーラと言ったら同じレベルにしようよ、という話です。
いや、言うは易し、行うは難しなんですけれどね。
だって色んな先生が添削するんですもの。

それとともに、教員養成の形も変えていかないとならない、という事を誰かえらーい人が考えたようでして。
いや、ホントにこれはすごく偉いな、と私も思います。

ウィーン大学の2015年に向けての計画(?)という文章の抜粋を読むと、いやあ、色々良い事書いてあるじゃん、って感動するんですよ。

先生になろうとして大学に来た人だけではなく、その分野を究めてから、教員としての資格も身につけようとする人を応援したい、とか、教員たるもの、一生学び続ける姿勢を保たなくてはならないから、現役教員の博士号取得を応援したい、ついでに研究者と教員との間の結びつきをもっと強くして欲しい、とか、他の大学などと協力する事にとても興味を持っている、とか。

きっとある程度は現実化するんだろうと思います。
でも、具体的に何が変わるのか、と聞いても、まだ誰も何もわからないみたいなんですけれどね。

こういう事をやるのって重要ですし、どんどんやっていく姿勢はとても尊敬できるのですが、
新しく出来た、「教育学部」(?)の窓口に電話してお話させてもらって、
「これってなるべく来年度から、って書いてありますけれど」
「うん、多分わかると思うけれど、いっちばん早くても来年度から、っていうふうに受け取っといてね」
という会話をすると、やっぱりオーストリアだなぁ、って思います。
後、この新しい教員養成に向けて新しくサイトを作ったらしいんですけれど、こっちあっちとあって、情報が二つ違ってたりして、混乱を招いているのも、ちょっと……。
まあ、一番目の方が新しいのであろう事は少しリサーチすればわかるのですけれど。

うん、でも色々変わって行こうとしている感じは肌で感じるので、あんまり期待せず、その風に乗っていこうと思います。
その風に乗って、なんか素敵な事ができたらいいな。

因に、2011/12年度から、オーストリア初、中国語が授業科目として取り入れられる学校があるそうです。(http://lehrerinnenbildung.univie.ac.at/studium-und-weiterbildung/の一番下)
アレな話ですけれど、日本語も、ねえ、できたらいいな、とか思います。

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