宝物館(完)


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宝物館は、今日でお終いにしたい。

もう1日お付き合いください。

上の写真は、ブルゴーニュの宮廷杯

ブルゴーニュ公国というのは、14世紀から15世紀に

今のフランス東部からドイツ西部にかけて存在した

ブルゴーニュ公が支配した領域だが

当時、その栄華はヨーロッパ随一で

その有様が、この宮廷杯に表されている。

金や真珠で装飾された杯だが、

それも豪華だけれど、このガラスのように見える部分

ガラスではなくて水晶である。

この絢爛豪華な宮廷文化は、この後のフランスやオーストリアの

宮廷に引き継がれていくことになる。

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金羊毛騎士団勲位の首飾り

こちらもブルゴーニュ公フィリップ善良公によって作られた世俗騎士団の

勲章の首飾りだ。

火打ち石と火打ち鎌を繋げてできている。

真ん中についているのは、金の羊毛だ。

で、この騎士団だが、ヴィキペディアによると

1477年にシャルル突進公が戦死し、娘のマリーがハプスブルグ家のマクシミリアンと結婚したため

公位と騎士団が、ハプスブルグ家に継承された。

その後、スペインがブルボン朝に代わった時、騎士団はスペインとオーストリアに分かれた。

因みに、明治天皇から今生天皇まで、歴代4名がスペイン金羊毛勲章を受章しているそうだ。

これと、同じものだそう。

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さて、最後は、こちら

やはりブルゴーニュの金羊毛騎士団マントだけど

写真は、その一部である。

これマントの一部です。

絵ではないのです。

信じられないけれど全て刺繍なのである!

顔とか、描いたようにしか見えないでしょう?

金糸をふんだんに使って作られてある。

こういう刺繍の技術って、今ではもう失われてしまったのだろうか。


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